広がるポニー・ファースーツ

先の第二回ジャパンポニーコンでは5体のポニーのファースーツ（着ぐるみ）が参加してくれましたが、第一回にも出てくれたアップルブルームを除いてすべてこの3か月以内に新たに制作されたものです。
欧米にもポニーファースーツを作る方は多いのですが、これからは日本国内でもポニーの着ぐるみを多く見ることができるようになるでしょう。

知るかぎりでは、すでに完成しているのが

アップルブルーム
ガーリー・ジンジャー（オリジナルキャラ）
プリンセス・ルナ
ポニコ（ジャパンポニーコンマスコット）
スウィーティベル
バブス・シード
シャイニングアーマー

製作中のキャラが

スノードロップ（ファンが作ったアニメーション短編の主人公）
レインボーダッシュ
フラタシャイ
レアリティ
プリンセス・セレスティア
ダーピー

そして計画中でほぼ制作が確定しているのが

クリサリス
プリンセス・ケイデンス
メイニアック（シーズン4第6話、「Power Ponies」のゲスト悪役）
スクータルー
フラッフルパフ（TumblrとYoutube動画で有名なファン創作のキャラクター）

となっています。（日本国内のみ）
上記はあくまで私の知る限りのジャパンポニーコンスタッフとその知り合いの方々の情報に基づいていますので、他に製作中の方の情報がありましたらお知らせ下さい。表を修正いたします。

そして、ジャパンポニーコンスタッフでポニコなどの制作をしたToki-Reatleさんがポニコを作るときに使った型紙を順次公開していく予定です。
これを元にすればより製作のハードルが低くなりますね。
製作してみたいという方は、Twitter(@toki_reatle)などで質問に答えてくれるとのことです。

ジャーニー・オブ・ザ・スパーク

2時間前後！という劇場版の長さの作品を目指す壮大なファン作MLPアニメーションプロジェクト、「ジャーニー・オブ・ザ・スパーク」。
完成予定は何回か延期され、現在は2015年夏となっています。
こちらがブロニーコン2013で発表された最新のアニマティック予告編です。

S1とS2の世界観がベースになっているそうですので、トワイライトはアリコーンではありません。
そしてこちらがすでに録音が終わっている劇中歌の一つ、「On Our Way」。

素晴らしいクオリティーですね。作曲･作詞・歌い手さんたち、すべてファンの手によるものです。
完成すれば史上初のファンによる劇場版アニメーション作品になるわけですが、他のファン業界とは隔絶したレベルのクリエーション力と助け合いのネットワークを持つMLPファン界なら、必ず達成できることでしょう。
どうか「Fighting is Magic」ゲームのように途中で横槍が入らないことを願わずにいられません。

デァリン・ドゥ：XIIIの秘密

これまた高クオリティのファン製作MLPアニメーション、
AlStiffさん作の「Daring Do: the secret of XIII」。以前に「ダーピーのトイ」やトロン・レガシーとのクロスオーバーを作った方ですが、着実に進歩していますね。

「チルドレン・オブ・ザ・ナイト」ついに完成

何回かお伝えしてきたファン製作の完全新作アニメPMV、「チルドレン・オブ・ザ・ナイト」がついに完成･公開されました。

最初のところで語られるストーリーは…
「今でも昨日のように思い出す…ディスコードとの最初の戦いの後、荒れ果てたエクエストリアで困窮するポニーたちの生活を見かねたプリンセス･ルナは、誰もが平等になれる新しい植民地を作ろうと提案しました。しかし、プリンセス･セレスティアはこれを国家を引き裂く行為として拒絶したのです…
私たちがまだ存在することは誰も知りません…月の光の下、微笑んで私たちの母を思う…私たちは、夜の子供たち。」
そして歌の部分のストーリーは、孤児をさらって夜の国へと連れて行くルナ。
S1E01の冒頭で語られるおとぎ話は、実は勝者セレスティア側の視点で書き換えられた歴史だった…というわけです。
素晴しい出来なのはもちろんですが、本編の美術スタイルをコピーするだけではなく、クラシックアニメーション的なデティールに富んだビジュアルに深化させているのが新しい方向性を感じさせます。
各カットに込められた手間と労力は、まさにワーク・オブ・ラブ、愛のなせる仕事ですね。
この作品はポニー界にとどまらず、ファン制作のアニメーションの最高傑作と言えるのではないでしょうか。

MLPフリーフォント

以前にファンの方が作ったMLP-FiMのタイトルロゴフォントをご紹介しましたが、もう一つ別のを発見しました。「Equestria」という名前です。
欧州特殊文字や記号などもサポートされています。

http://www.dafont.com/equestria.font

そしてこちらは、「Fontdinerdotcom Sparkly」。特にMLP用ではありませんがキラキラした感じで使い道がありそう。

http://www.dafont.com/fontdinerdotcom-sparkly.font

どちらもフリーフォントです。

フレンドシップ・イズ・ウイッチクラフト・ザ・ムービー

おなじみSherclop PonesさんのMLP-FiMパロディ動画シリーズ、「Friendship is Witchcraft」がついに映画化決定！
…というのはウソで、彼らが作った「エクエストリア･ガールズ」の予告編のパロディーです。

FiW#8で兄と結婚して完結してしまったかと思われたFiWサーガですが、まだまだ創作意欲があるようで嬉しいですね。
オリジナルはこちら。

ダブル･レインブーム！

かねてよりお伝えしていました、ザカリー・リッチ(Flamingo1986)さん個人製作のMLP-FiMエピソードが本日公開されました。フルに30分です。
私が想像していたのとはちょっと違った方向性でしたが、ローレン・ファウスト・オマージュに溢れた濃い作品となっています。
小ネタが山ほど仕込んであるので何回も見直さないといけません。
こんな作品が作られるパワーがあるMLPファンベースは、やはり他と隔絶したレベルと言わざるを得ませんね。

スノードロップ

Sillyfilly Studiosというグループが製作していた100%オリジナルのMLP-FiMエピソード、「スノードロップ」がついに完成公開されました。彼らの努力と創作パワーを称えましょう。

雪の結晶はどうしてきれいな形をしているの？
舞台は今から1000年以上前のクラウズデール。冬は皆に嫌われる退屈で寒いだけの季節でした。
盲目のペガサスの子、スノードロップは、冬の終わりを告げる「スプリング・サンライズ祭」で発表する工作課題を作る事ができずに悩んでいました。誰も彼女とペアを組みたがらなかったのです。
今年の祭は100年に一度の、セレスティアとルナ姫が出席する特別なものでした…

http://sillyfillystudios.tumblr.com/

ライラの自作フィギュア

知り合いの方が作ったライラ・ハートストリングスのフィギュア。日本での自作ポニーフィギュアはこれが初ではないでしょうか。
一作目からライラをチョイスするとはさすがBronyですね。
ライラのトレードマークである、ベンチにお座りポーズになっています。写真ではわかりにくいですが、これはすごく小さいんです。ブラインドバッグポニーと同じぐらいの3センチほど。シャープな造形ですばらしい出来ですね。首が可動するので向きを変えられます。
もしキットとして頒布されたら買いなのですが…

このポーズである

製作中

a blind-bag sized sitting Lyra figurine, sculpted by Equus.
possible distribution as kit form later this year.
http://www.furaffinity.net/view/10093987/

フォーリー・マタリポニー

MLP-FiMを編集して、ウソ吹き替えしたパロディシリーズ、「フレンドシップ･イズ･ウイッチクラフト」の最新作、第8話。日本語字幕つきです。今回はオリジナルのS2E25と26がベースになっています。
ルナを言いくるめてプリンセスの地位を手に入れたトワイライト。子供の頃からの夢である養子の兄のフランシス･スパークルとの結婚を実現するために兄のフィアンセ、ケイデンス姫を追い落とそうとしますが…
回を重ねるにつれてダークさが増しているようなこのシリーズ。
オリジナルの話でトワイライトがシャイニングアーマーを慕う様子があまりに真剣だったので、正直少々違和感を感じたものですが、ちゃんとそこに着目してパロディーのネタにするところはさすがです。
歌パートの中で、トワイライトがどうして魔法を学ぶようになったのかというきっかけと、ポニーヴィルに追放？された理由が明かされます。ここの新作アニメーションのクオリティーは一見の価値があります。
一人でほとんど全員の声をやってるジェニー・ニコルソンさんもあいかわらず素晴らしいですね。
タイトルのFoaly MatriponyはHoly Matrimony（聖なる婚姻）をもじった駄ジャレ。

ところで、今回の話の中に第7話に出てきたダーピーレインクラウド（雨雲）がちらっと登場します。皆さんはわかりましたか？

↓答え