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幻のエクエストリアガールズフィナーレ [新着情報]

「エクエストリアガールズ」の事実上の最終話「ホリデイ・アンラップト」が放送されてから1年4ヶ月が経った今年2月末に、ファンの「MLPは新ジェネレーションが始まるけど、エクエストリアガールズはどうなるのかなあ」というTwitterの会話に脚本担当でシリーズの創作の原動力でもあったニック・コンファローネさんがこんなレスをしました。 「シーズン2のフィナーレとしてハズブロに第三シーズンへの引きが入った冬の1時間スペシャルをプレゼンしたけど実現せず、結局制作されたのは短編集だった。(これも大好きだけど!)でも僕がサンセットのために構想するはずだった物語はすごかったのになあ」

そしてそのプレゼンの内容のテキストも公開されました。 翻訳をどうぞ。

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マイリトルポニー:エクエストリアガールズ
シーズン2フィナーレ構想
2017年10月15日 ニック・コンファローネ

Mane7は行く先々にエクエストリアの魔法がついて回ることを普通に思うようになった。
学校、キャンプ、クルーズ船、テーマパーク…彼女達の友情はまるでラベンダーの香り付きの蜂蜜に毒を持つ虫が集まるように異世界の魔法を引きつけるのだ。
他のスーパーパワーを持つヒーロー達と同じように彼女達はいつしか「いつも親友、時にはヒーロー」という自分達の社会的役割を受け入れるようになった。

だがこの疑問は残る:「どうして毎回こうなるの?」

他の番組では大体この疑問を「作中世界ではこれで普通」と言う事にして無視をする…「ジェシカおばさんの事件簿」の主人公は毎回行く先で数百件の殺人事件が起きるのにね。

しかし今回はあえてこの疑問を提示して行きたい。なぜならその疑問の答えは「エクエストリアガールズ」の開始時点までさかのぼるサンセット・シマーの罪の贖いのストーリーアークに不可欠な要素だからだ。

サンセットが最初の映画のラストで変化を見せてからずっと、友達たちは安心させるために「過去はもう済んだ事、大事なのは今彼女が選んでしている善行だ」と言ってきた。

でも、それは間違いだった…

サンセットは知らなかったが、彼女が最初にエクエストリアガールズ世界へのポータルを開ける時に使った強力な古代エクエストリアの呪文が引き起こした2つの世界の間の不均衡がまだ解決されていなかった。
サンセットが人間世界に来た時、入れ替わりに我々がまだ知らない罪のないある人物が強制的に移動させられていた。その人物の不在はサンセットが画面に登場するたびに感じられた。
このシーズン2フィナーレのスペシャルでは「人間サンセットシマーがどうなったのか」が明かされることになる。
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ポニーサンセットがエクエストリアガールズ界に入った時入れ替わりに人間サンセットが強制的に飛ばされた先は…やはりポニー世界なのでしょうか…?

「エクエストリアガールズ」シリーズを立ち上げたメーガン・マッカーシーさんは2017年7月のパネルで「人間世界にはサンセットシマーは存在しなかったのですか?」と聞かれて
「私の中ではサンセットは人間世界に行くことが使命として決められていたので、人間サンセットは居ません。ただ、これを公式として強制するつもりはありません。」
と答えていましたが、メーガンさんが劇場版マイリトルポニーの監督になった後エクエストリアガールズのシリーズ創作の役目を引き継いだニック・コンファローネさんによってその「メーガンさんの中の設定」が上書きされる事になっていた、という事になります。
実際に制作されていたらどんなストーリーになっていたのでしょうか。エクエストリアガールズのメイン創作担当になって以来「フォーガトゥン・フレンドシップ」「ローラーコースター・オブ・フレンドシップ」「スプリング・ブレイクダウン」「サンセッツ・バックステージ・パス」の一連の非常に作品性の高いストーリーを提供し続けてきたニック・コンファローネさんなら絶対ファンの満足の行くものを出してきてくれたはず…
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