ブロニーコン2019参加 [イベント]
社会現象になった「ブロニー」ムーブメントの担い手となったMLPファンイベント「ブロニーコン」は今回の開催で終了すると発表されています。
私が前回参加したのは「2012Summer」以来で、その時とは場所を変えての開催となっていますので私にとっては名前は同じでも全くの新しいコンベンションという事になります。
夏休みの時期に海外、しかもあまり安い便のないボルティモア行きは正直割と辛いのですが何と言ってもこれがラスト、次回はもうない!という事で参加を決断しました。なお、今回はファイナルという事でこれまでの金曜~日曜の3日間開催から木曜~日曜の4日間開催に拡大されています。
今回のゲストはG4MLPのクリエイター、ローレン・ファウストさん、「マイリトルポニー」のトイを最初に発案したボニー・ザクウェルさん、シリーズ前半のシーズン監督そして「マイリトルポニー・ザ・ムービー」の監督ジェイソン・シーセンさん、人気エピソード脚本家のM・A・ラーソンさんなどなど、最後のブロニーコンを飾るにふさわしい顔ぶれです。
また、アニメのマイリトルポニー・フレンドシップイズマジックの完結前に開催されるメジャーなMLPファンイベントとしては最後のものとなります。
私はジャパンポニーコン(現在休止中)のスタッフとして世界各地のMLPイベントのスタッフと交流を図りますが何よりも最後のブロニーコンを自身で体験して感じて来ることを最優先に行ってまいります。
可能な限り現地からレポートしたいと思いますので私のTwitterアカウント、またはこのページの右側にあるTwitterフィードをチェックしてくださいね。
エクエストリアガールズ・シーズン2 第29話 [エピソード]
野外音楽会のステージではDJ-PON3がDJステージをパフォーマンス中。踊りに来たサンセット・シマー、フラタシャイ、ビッグマックですが突然曲が止るとPON3に指差されました。3人のうち誰かがステージに上がり、PON3の流す映像と音楽に合わせて即興でパフォーマンスしなければいけません。
さああなたは誰を選ぶ?
勝利するためにはうまく操作して「エクエストリアガールズ/フレンドシップ・ゲームス」のクライマックスでサンセットが変身した「デイドリーム・シマー」にならないといけないようです。シマーさんを選ぶと大スクリーンでのPON3とのゲーム対決になります。 pic.twitter.com/zK1UeuOO33
— すてけんStinken (@Stinken1) June 24, 2019
エクエストリアガールズヴァースではシュガーベルが現れなかったのでチアリーマックは安泰。 pic.twitter.com/UzyJFJ7P9e
— すてけんStinken (@Stinken1) July 19, 2019
PON3が演奏するそれぞれの曲は普通にかっこいいですね。フルで聞きたいところです。群衆のスローモーション演出もはまっていて、実際のDJステージの雰囲気をよく現しています。
日本語版シーズン3放送など [新着情報]
この52話分はその後ソフト化もされ各種配信サービスなどで視聴可能になっていました。その中で現行で放送しているBSデジタル放送の「Dlife」局ででシーズン2の最終話が放送される次の週、今年の8月3日からなんと新規制作の日本語吹替版のシーズン3(通算53~75話)が放送されることが決定しました。
【特報】マイリトルポニー シーズン3が8月3日からDlifeで放送。https://t.co/feytIjEVaS pic.twitter.com/L7NWxiIXdg
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年7月15日
なお、Dlifeは特に契約など不要でBSアンテナがある状態なら無料で家庭のテレビで視聴する事が出来ますが、無料アプリ及びWebページで「見逃し配信」というサービスがあるので放送後1週間ならテレビもアンテナもなくても何度も視聴が可能です。
こちらのリンクなら登録も不要で最新話が視聴可能。↓
https://vod.dlife.disney.co.jp/web/detail.html?programCode=324706998000
本国での放送がフィナーレを迎えるこのタイミングでまさかの日本語版新エピソードという事ですが、その他にも最近日本のマイリトルポニーの展開が活発になって来ています。こちらは最近配信された日本語入り「Lineスタンプ」。
ついに日本語メッセージ入りのマイリトルポニーLINEスタンプが登場!https://t.co/IpdF5Yb2qX pic.twitter.com/KmjRWlEpo6
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年7月17日
マイリトルポニー柄のLineスタンプは以前から東南アジア製のものが日本でも使用可能でしたが、こちらはセガトイズがプロデュースした初の日本版マイリトルポニーLineスタンプという事になります。
エクエストリアガールズ・シーズン2 第28話 [エピソード]
野外音楽祭のキャンプ場に朝が来ました。ピンキーの徹夜ドラム演奏に付き合わされてグロッキーなガールズ達。サンセットだけはキャンピングカーのベッドでお休み中です。さて、アップルジャック・レインボーダッシュ・ピンキーパイのうち誰が起こせば気持ちいい朝が迎えられるでしょうか。
ポニーだった時にセレスティアの内弟子だったサンセット。その魔法学校に行く夢でうなされている姿は、ちょっと二次創作動画「ザ・フォール・オブ・サンセット・シマー」を思い起こさせます。ポニーの時の夢を見てるシマーさん。自然と手がゲンコツになるようです。 pic.twitter.com/CTKRbaIbsj
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年7月10日
パジャマのアセットと髪型は固定らしく、パジャマ着てる時は昔のバリバリな髪型です。AJに叩き起こされてパジャマのまま肉体労働をさせられるシマーさん。 pic.twitter.com/yIK54Acn66
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月17日
ピンキー選択肢の中の「砂糖を摂取した後まるでエナジードリンクを飲んだようにテンションが上がる」という表現はアメリカのTVやカートゥーンによく出てくる描写で「シュガーラッシュ」と言うのですが、日本ではとんと見ない表現ですね。甘いものを食べすぎてもせいぜい気持ち悪くなるぐらいでしょうか。
さて、この短編はTVスペシャル「サンセッツ・バックステージ・パス」とどうもうまく時系列が合いません。
サンセッツ・バックステージ・パスの中で音楽祭は「二日間の開催」とセリフにあり、一日目の朝はサンセットが一人で起きる所から始まり、二日目は起きてピンキーが床で寝ている所を見るのでどちらもこの短編のシチュエーションと合いません。ちょっと無理に考察するとこれは一日目の話で、「この後サンセットはまた寝てしまった→起きてループが始まる」と考えるしかないようです。
エクエストリアガールズ・シーズン2 第27話 [エピソード]
音楽祭シリーズ初のミュージックビデオ、歌うのはなんと「エクエストリアガールズ/レインボー・ロックス」のヴィランで、ガールズたちに敗北して歌えなくなったはずのダズリングス。
実はこのミュージックビデオはTVスペシャル「サンセッツ・バックステージ・パス」と連動していて、劇中でダズリングス達はサンセットの謎解きに大きな影響を与えます。スペシャルの中では断片的にしか聞けませんがこのミュージックビデオなら全容がわかりますね。
今回ソナタ・ダスク役のシンガーの方がマデリーン・マーロさんからシャノン・チャン・ケントさん(ピンキーのシンガー、シルバースプーン、ウォールフラワー、スモルダーの声)に変更になっています。
マイリトルポニー・エクエストリアガールズの脚本、ニック・コンファローネさんによりますと最近公開されたダズリングスのMV「ファインド・ザ・マジック」は秋に放送のTVスペシャルの前振りで、2月に出たこちらのゲームブックもそれが元になっているそう。https://t.co/1EHSBh0E6k
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月12日
この曲は小説版にも出て来ますが、作中ではサンセット・シマーがこの曲を聞いて自分がひょっとして同じ1日を繰り返しているのではないかと気づく大事な場面です。 pic.twitter.com/q8QKKEvjrW
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月12日
マイリトルポニー・エクエストリアガールズ監督のカトリーナ・ハドリーさんによるとペンダントは
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月13日
「レインボーロックスで破壊されたけど、ダズリングスが日常の単純な事に魔法を見つける事を学び癒されて行く象徴性、彼女達の新しい生活態度を表すためとして出しています。」https://t.co/CmvMSZNgbj
エクエストリアガールズ・シーズン2 第26話 [エピソード]
日本語字幕付きはこちら。
ピンキーがリポートする「音楽祭で並ぶべき列トップ5」。周りの人は結構迷惑そうですね。
なお、前にも出てきたピンキーの持ち物を検査する警備の人の声はレベッカ・ショイケットさん(サンセット・シマー)です。
ディスカバリーファミリーアプリで公開されたマイリトルポニー・エクエストリアガールズの短編「Five Lines you Need to Stand」より。野外コンサートのおトイレ行列を煽りに行くピンキー。 pic.twitter.com/XtXWuYmnoV
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月3日
お忍びで人間世界に遊びに来てる某やんごとない姉妹っぽい人たち。 pic.twitter.com/1oIrfzi1dh
— すてけんStinken (@Stinken1) 2019年6月3日
「ルナ」っぽい子は眼の色が違いますがセレスティア風の子は怪しいですね…
エクエストリアガールズ/サンセッツ・バックステージ・パス [エピソード]
なおソースファイルの影響で一部画像と音声に欠落部分があります。
ディスカバリーファミリーチャンネルのプレスリリースにも書いてありましたが、この話は1993年の映画「Groundhog Day(邦題:恋はデジャ・ブ)」を元にしたタイムループストーリーで、野外音楽祭の同じ一日に閉じ込められてしまったサンセット・シマーを描きます。
同じような構成の映画に2014年のSF「Edge of Tomorrow(邦題:オール・ユー・ニード・イズ・キル)」などもありますが、今作品はかなり忠実に元ネタの「Groundhog Day」をなぞっています。特にラストシーンは元を知っているとニヤリと出来ますね。元の映画にはこれといったタイムループの原因は描かれませんが、この話はちゃんと原因が明かされる所も違っています。
ストーリーエディターは過去4作の1時間スペシャル「フォーガトゥン・フレンドシップ」、「ローラーコースター・オブ・フレンドシップ」「スプリング・ブレイクダウン」の脚本と同じニック・コンファローネさんですが、今回は脚本としてクレジットされているのはホイットニー・ラルズという方。
この話の脚本を元にしたゲームブック(本を読みながら選択肢を選びストーリーを進めていく本)「 Make Your Own Magic: Starswirl Do-Over 」も2月に出版されていました。正しい選択をした場合のストーリーはアニメとほぼ同じですが、選択を失敗するとサンセットが「同じ一日を永久に繰り返す」「時空の流れがどんどん加速して自分だけ取り残される」のようなエグいエンディングの可能性もありかなりメンタルを削られます。また、ある選択肢ではサンセットにボーイフレンドが出来て事件が起きる前の時点に時空移動してしまったりします。
出所不明ですがこちらは恐らく一連の「ロシアリーク」関連と推測される、この作品の製作の初期段階と思われる2017年12月5日の日付の「K-Lo」のキャラクターについての説明。ニック・コンファローネさんサイドが出した物の可能性があります。K-Popバンドの「2NE1」の動画をキャラデザの参考にする旨の指示があります。
これまでの長編と違い、今回の話には「悪役」は出て来ません。タイムループを起こした張本人には誰かを傷つける意志はなく、自分たちを高めるために完璧を求めて虚しく1日を繰り返していただけだったのです。
さらにに言うと今回は誰もポニーアップ変身しない初めての長編でもありました。使えるのは自分の能力と記憶、そして友人の手助けだけ、周囲の状況を何も変えることが出来ないサンセット・シマーはまさに自分を変えピンキーを幸せにすることによって無限に繰り返される1日から脱出出来たのです。
そしてこの話のクライマックスはギスギスしていたアイドルバンド「ポストクラッシュ」の2人が友情を取り戻す流れ。20代と設定されたこの2人が青春時代から大人になるはざまで失いかけた尊い友情がサンセットとピンキーの燃え上がる友情の輝きを浴びて蘇ります。
ここのシーン、観客が演奏の前の寸劇だと思ってて歓声で盛り上がる演出好き pic.twitter.com/M8VEt7FluJ
— すてけんStinken (@Stinken1) July 3, 2019
サンセットが一人で観た回のステージ。よく見るとギターがシンバルにぶつかって「完璧」ではないのと、サンセットはケイロの手に触っていないので心は読めません。かなり細かく作り込んであります。 pic.twitter.com/o2YwXJzvZM
— すてけんStinken (@Stinken1) July 4, 2019
サンセットとポストクラッシュ達、そして彼女達に影響を与えられている人々以外は基本的に毎回同じ行動をしているはずなので、別の服を着ているというのは設定と逸脱していますがウォールフラワーの可能性もあります。前々作「フォーガトゥン・フレンドシップ」の悪役ウォールフラワー・ブラッシュ。コンサート前のシーンでダーピーと楽しそうに話してるのは色の同じ別人のようです。(別ループでは夜もいつもの服なので) pic.twitter.com/YDsibQd25k
— すてけんStinken (@Stinken1) July 4, 2019
ゲームブック版でこれやっちゃうとバッドエンド確定なので初見時思わず「ノォオオーー!」と叫んでしまったシーン。 pic.twitter.com/htD5kb6QKI
— すてけんStinken (@Stinken1) July 4, 2019
最後のシーンのセリフによるとサンセットが同じ1日を繰り返していたのは3週間分(21回)という事ですが、ゲームブック版によると最善の選択をしても一年以上繰り返していた事になっています。劇中にあったように500個以上ある瓶の中のキャンディの数を当てられたとすると、やはりそれなりの繰り返しも必要な気がしますが…
ダズリングスのショボい「ツアーバス」。運転するのはアリア・ pic.twitter.com/BtPpgGDWyA
— すてけんStinken (@Stinken1) June 27, 2019
ダズリングスは5年ぶりの再登場。相変わらずのヴィランっぷりで、和解して許してもらおうとするつもりなどさらさらないようで安心出来ますね。
ただしこちらでご紹介したミュージックビデオ「ファインド・ザ・マジック」の中には「単純なものに魔法を見つけよう」という歌詞とともにお茶の葉を見つめるアダージョのカットがあり、悟りのような心境の変化があったことは確かです。ステージでは相変わらず黄緑のスモークが出ていますが以前と違ってこれは「観客のマイナスの感情」などではなく本当のスモークのようです。
「レインボーロックス」のラストでMane7に敗北して魔力を司るペンダントの宝石を破壊されたはずですが上記ミュージックビデオにはその宝石がかなり復活してくっついている様子も出て来ます。
また、魔力を失ってオンチになってしまった事についてはがんばって練習してある程度克服したものと思われます。劇中には「電子機器を使って補正している」とも取れるセリフがありますが、リアルタイムでそれをやるとしたら専門のオペレーターが必要ですし、マイクを通した声だけではなく生の声も聞こえる野外ステージではそんな小細工も出来ないのであくまで限定的・補助的なものと思われます。
何よりツアーバンで寝泊まりしている貧乏なダズリングスにはそんな機材を買うお金は無さそうですし…